日々の恐怖 11月4日 階段を作る(2)
日々の恐怖 11月4日 階段を作る(2) そのときKさんは思い出した。 「 そこに階段を作らなくては!」 と主張していた上司がいたことを。 そのため、階段を作るスペースだけはある。 でもそのスペースには足場のような簡易な階段があるだけで、その階段はどこにもつながっていない。 パッと見てす... 続きをみる
日々の恐怖 11月4日 階段を作る(2) そのときKさんは思い出した。 「 そこに階段を作らなくては!」 と主張していた上司がいたことを。 そのため、階段を作るスペースだけはある。 でもそのスペースには足場のような簡易な階段があるだけで、その階段はどこにもつながっていない。 パッと見てす... 続きをみる
日々の恐怖 11月3日 階段を作る(1) 建設関係の仕事をしているKさんの話です。 大阪のあるゴミ処理場建設のときの話です。 そこでは、よく作業員が迷子になった。 そして発見されるのは、いつも同じ場所だった。 ゴミを焼却する巨大水槽みたいになってるトコ。 水槽って呼び名じゃなかったと思う... 続きをみる
日々の恐怖 11月2日 ストレッチャーだけ 小学生の時、父親が心臓病で深夜に病院にかつぎこまれました。 秦野の山の上にある病院です。 緊急治療室に運び込まれたのが、多分0時過ぎ。 とりあえず、一命をとりとめ、母親と駆けつけてくれていた叔母は担当医に呼ばれて同じフロアの別室に行きました。 ... 続きをみる
しづめばこ 11月1日 P405 、大峰正楓の小説書庫で再開しました。 小説“しづめばこ”は読み易いようにbook形式になっています。 下記のリンクに入ってください。 小説“しづめばこ” 大峰正楓の小説書庫です。 大峰正楓小説書庫 童話・恐怖小説・... 続きをみる
日々の恐怖 10月31日 茶封筒(3) それからも同じように引越して来る人はいたが、いずれもそう長くはおらず、あっという間にいなくなってしまった。 ご近所さんの間でも噂になり、爺さんが聞いたところによると、家の者が留守にしているはずの時間帯に、誰かいるような気配がする。 回覧板を回しに行... 続きをみる
日々の恐怖 10月30日 茶封筒(2) もともとその家はバブル期にSさんという人が購入した家だった。 Sさんはどこかの中小企業の社長さんをしていたようだったが、不景気のあおりを受けて会社が傾き、ある日家族揃って失踪してしまった。 爺さんが言った。 「 督促状だの、特送が来てよぉ。 裁判所から... 続きをみる
日々の恐怖 10月29日 茶封筒(1) 郵便配達の仕事をしていた頃、ある日誰もいない空き家に一通の茶封筒が来てた。 大体引越してくるときには、不動産屋や水道、電気関係のハガキが来るから、前の住人のものだと思って、配達に使う原簿を確認して住んでいた人がいないかどうか調べてみた。 もともと住宅... 続きをみる
日々の恐怖 10月28日 オレンジ色の子供用自転車 オレはチャリで通勤していたことがある。 今は原付に乗っているが、チャリからそれに変えたのは妙な理由があったからだ。 オレの勤め先は駅のすぐ側にある。 便がいいので、いつも駅の自転車置き場にチャリを止めていた。 有人の自転車置き場ではあっ... 続きをみる
日々の恐怖 10月27日 A4の紙 質問 2年前の夏かな。 真夜中電車も無く、友達と2人で私の家まで歩こうということになり、あべの筋を歩いていたのです。 車の販売店辺りに差し掛かった時、私は変な物を見つけました。 A4くらいの紙です。 歩道の上に貼ってあるのです。 「 何これ?」 私は... 続きをみる
しづめばこ 10月26日 P404 、大峰正楓の小説書庫で再開しました。 小説“しづめばこ”は読み易いようにbook形式になっています。 下記のリンクに入ってください。 小説“しづめばこ” 大峰正楓の小説書庫です。 大峰正楓小説書庫 童話・恐怖小説... 続きをみる
日々の恐怖 10月25日 店長の話 前にバイトしていたカラオケ店での話です。 郊外にあるせいか平日の深夜ともなると客足がほとんどなく、その日は2時ごろに最後の一組も帰って、店内には俺一人。 閉めの作業もほとんど終わってボーっとしてたら突然ルームからのコール音が。 壁に部屋番号が書かれたパネ... 続きをみる
日々の恐怖 10月24日 インドの料理人 インドの料理人Aさんが子供の頃に体験したという話です。 店長による通訳越しなので、細部は聞き間違えている部分もあるかもしれないけれど、そこはご容赦を願います。 Aさんが10歳くらいの頃、夕暮れ時に友達4~5人と河原で遊んでいたときのことです。 いい... 続きをみる
しづめばこ 10月23日 P403 、大峰正楓の小説書庫で再開しました。 小説“しづめばこ”は読み易いようにbook形式になっています。 下記のリンクに入ってください。 小説“しづめばこ” 大峰正楓の小説書庫です。 大峰正楓小説書庫 童話・恐怖小説... 続きをみる
日々の恐怖 10月22日 パニック状態での決断 昔の職場の同僚Mさんから聞いた話です。 Mさんは関西に住んでいて、毎年お盆は中国地方にある田舎に車で帰っていた。 その年は生憎翌日も仕事があったので、日帰りすることにした。 墓参り等を済ませて実家を出た頃には夜になっていた。 帰りは高速を使... 続きをみる
日々の恐怖 10月21日 車に乗ると出るもの 結構面倒見が良くて、色々と世話になっている職場のNさんと言う人がいます。 ある日、忘年会に行くのに、Nさんは酒が飲めないからと送迎役をやっていた。 でも、Nさんと同期の人は何故かNさんの車に乗ろうとしない。 Nさんに聞いてみると、 「 俺の車に... 続きをみる
日々の恐怖 10月20日 台風の日 以前スーパーで働いてたときの話です。 その日は台風が近づいてて、午前中は雨になる前に買い物をしておこうと客がいつもより多かった。 夕方過ぎて雨が本降りになると、ほぼ客は来なくなった。 それでも台風の中、来る客はいるわけで、入り口のカゴを整理してたら親子連... 続きをみる
日々の恐怖 10月19日 悪意 去年の秋の話なんだけど、田舎に住んでるから、近所の山にキノコとりに行った。 山の入り口に車を止めて、だいたい徒歩で3時間くらいのコースなんだけど、ナラタケとかブナハリタケとかがけっこう採れる場所。 それで、歩き出して1時間くらいしたとき、40歳くらいのオバチ... 続きをみる
しづめばこ 10月18日 P402 、大峰正楓の小説書庫で再開しました。 小説“しづめばこ”は読み易いようにbook形式になっています。 下記のリンクに入ってください。 小説“しづめばこ” 大峰正楓の小説書庫です。 大峰正楓小説書庫 童話・恐怖小説... 続きをみる
日々の恐怖 10月17日 辞めた理由(4) その頃からかな。 体重が妙に減り始めて、元々結構細身だったんだけどズボンもベルトもどんどんゆるくなっていって。 まあ、高い給料に調子に乗って外食したり、いろいろ買い込んで食べたり、むしろ太りそうな生活をしていたのにね。 更に言うと、仕事から帰っ... 続きをみる
日々の恐怖 10月16日 辞めた理由(3) それで、入社から3ヶ月くらい経った頃かな。 先輩3人と俺の4人が残ってちょっと急ぎの仕事を進めてた。 といっても、同じ作業をしてたのは俺と先輩1人で、後の2人はそれぞれ別のことしてたけど。 一緒の作業してた先輩が、 「 終わったー!」 って言って... 続きをみる
日々の恐怖 10月15日 辞めた理由(2) 住んでいた地域については、変なことはそれ一度だった。 それで、次に変なことがあったのは2ヶ月目くらいか。 会社は4階まである小さなビルの3階にあった。 1階はエントランスと駐車スペースのみ、2階は別の会社が入ってて4階はその別の会社の倉庫だった。... 続きをみる
日々の恐怖 10月14日 辞めた理由(1) ちょっと長くなってもいいなら、俺が前の仕事を半年で辞めた理由を話す。 途中、精神的に参っていたかも、と見える部分はあるが、今も前も仕事内容は同じだし、人間関係だって、そんなに悪くは無かったので、何がどう影響していたのかは分からない。 そこには大学... 続きをみる
しづめばこ 10月13日 P401 、大峰正楓の小説書庫で再開しました。 小説“しづめばこ”は読み易いようにbook形式になっています。 下記のリンクに入ってください。 小説“しづめばこ” 大峰正楓の小説書庫です。 大峰正楓小説書庫 童話・恐怖小説... 続きをみる
日々の恐怖 10月12日 渋谷(2) 地蔵の所で騒いでたら女の子がやってくる。 俺らを睨むようにこっち見ながら歩いてくる。 確かに人気のない路地だし、こんな場所で騒いでたら不審者だよなと思う。 女の子の存在に全員が気付いたとき、女の子が発する違和感に全員が固まる。 ラブホ街だし、デリヘル... 続きをみる
日々の恐怖 10月11日 渋谷(1) その日俺は友達5人といつも通り渋谷で遊んでた。 終電も終わり朝までナンパしたりって感じで遊んでた。 渋谷のラブホ街にあるclubに行くかってことになり、少しお酒の入った俺らは道玄坂を歩いてた。 道玄坂の途中で右に曲がり、途中のコンビニで軽く腹ごしらえ。... 続きをみる
しづめばこ 10月10日 P400 、大峰正楓の小説書庫で再開しました。 小説“しづめばこ”は読み易いようにbook形式になっています。 下記のリンクに入ってください。 小説“しづめばこ” 大峰正楓の小説書庫です。 大峰正楓小説書庫 童話・恐怖小説... 続きをみる
日々の恐怖 10月9日 黒いモヤ 4年ぐらい前に俺の嫁が生死に関わる大病患って入院してた時に、夜2時頃黒いモヤみたいのが見えて首を絞めてくるんだと言った。 俺も最初は病気のせいで苦しくなってるのがそう幻覚で見えてるんだと解釈して、とりあえずちゃんと今度から看護師さん呼べよって伝えた。 そ... 続きをみる
日々の恐怖 10月8日 洗面台と足 介護施設で働いている介護士のMさんの話です。 ある日の夜、Mさんが施設二階の廊下を歩いていると、廊下の途中に二つ並んでいる洗面台の下に足があった。 茶褐色の作業服の様なズボンと黒い長靴の左右膝から下あたりだけの存在が、洗面台の下に立っていた。 Mさんはぎ... 続きをみる
日々の恐怖 10月7日 雨の日の女 Mさんから聞いた実話である。 Mさんはタクシー会社の社員をやっている。 タクシーを運転しているのではなくて、その上司と言うか、そんな感じらしい。 要するに事務所を離れないでデスクワークしていたりする訳だが、ある雨の日、真っ青になった運転手Aさんが事務所に... 続きをみる
しづめばこ 10月6日 P399 、大峰正楓の小説書庫で再開しました。 小説“しづめばこ”は読み易いようにbook形式になっています。 下記のリンクに入ってください。 小説“しづめばこ” 大峰正楓の小説書庫です。 大峰正楓小説書庫 童話・恐怖小説・... 続きをみる
日々の恐怖 10月5日 カメラマン(2) 理由はそこで頻繁に出るかららしく、どうしても、という時以外は封印しているのだとか。 まあ、実際開けて中見た瞬間に、嫌な雰囲気のする部屋ではあった。 “ 店やってて開かずの個室なんかもったいないな・・・。” と思いながら撮影は終... 続きをみる
日々の恐怖 10月4日 カメラマン(1) Kさんはカメラマンで、仕事柄、料理の写真や飲食店の室内を撮影することがあって、そこでの話です。 場所バレすると不味いんで、フェイク入れながら話しますけど、そこは割と歴史ある大型中華料理店で、5階建のビルすべてがその店になっている。 特にそこの3階... 続きをみる
しづめばこ 10月3日 P398 、大峰正楓の小説書庫で再開しました。 小説“しづめばこ”は読み易いようにbook形式になっています。 下記のリンクに入ってください。 小説“しづめばこ” 大峰正楓の小説書庫です。 大峰正楓小説書庫 童話・恐怖小説・... 続きをみる
日々の恐怖 10月2日 雨降り 数年前のことだ。 電車の荷棚に誰かが置き忘れたらしい一冊の単行本が目に入り、目的の駅につくまで暇だったもので、なにげなくその本を手にして読んでみた。 タイトルは今は覚えていないけど、たしか禁断の呪文のなんたらと書かれた本だ。 中には、恋がかなうとか、受験で合... 続きをみる
しづめばこ 10月1日 P397 、大峰正楓の小説書庫で再開しました。 小説“しづめばこ”は読み易いようにbook形式になっています。 下記のリンクに入ってください。 小説“しづめばこ” 大峰正楓の小説書庫です。 大峰正楓小説書庫 童話・恐怖小説・... 続きをみる
日々の恐怖 9月30日 ベランダからの景色 小さい頃だった。 俺の父親は出張の多い仕事で家を空けることが多かった。 母親が何かの病気で手術することになって、その間、一ヶ月ぐらい祖父母の家に預けられていたことがあった。 祖父母の家は政令指定都市だが中央から離れていて、まだ周囲には田んぼが残っ... 続きをみる
日々の恐怖 9月28日 四国(2) 右手を振って挨拶してくれている姿に、 “ 奥さんも一緒にまわれたら、よかったのにな・・・。” と思った。 次の瞬間、助手席のドアがガチャッと音を立てて開いた。 開いたといっても半ドアになっただけなんだけど・・・。 でも60キロくら... 続きをみる
日々の恐怖 9月27日 四国(1) 夏に田舎へ帰る途中で体験したことだ。 車で田舎まで2時間半程度なんだけど、流石にずっと運転はしんどいから途中コンビニで休憩してた。 軽く体操して目薬差してお茶飲んでってしてたら、東の方からお遍路さんが歩いてきた。 まぁ、夏はお遍路さんも増えるから気にもなら... 続きをみる
日々の恐怖 9月26日 電話 運送会社の配車を昔やってたんだけど 深夜にベテランの運転手から電話があった。 出ると、聞きとれないくらいの小さな声で何かボソボソ言ってる。 「 何かありました?」 って聞いてもボソボソ。 よく聞くと、 「 すいません・・・、暗い・・・。」 とか言ってる。 ... 続きをみる
日々の恐怖 9月25日 やりかけの物件(4) なんか対策が書いてあるかもと期待してたんだけど、やっぱりほとんど読めないし、かろうじて読めた1行が『・顔がない』だった。誰の? そのとき、その窓にうっすらと子供の姿が映った。気がした。多分真後ろに立ってる。いつの間に入ったんだよ。相変わらずなん... 続きをみる
日々の恐怖 9月24日 やりかけの物件(3) 多分カビのせいだろうけど、きな臭い匂いとむせ返るような息苦しさがあった。 こりゃ長居はできんなと思ってメモを見ると、風呂場は一通り計測されてて安心した。ただその下に、『・風呂場やばい』って書いてあった。 普段なら「なにそれ(笑)」って感じだっ... 続きをみる
日々の恐怖 9月23日 やりかけの物件(2) クソ田舎だけあって、辺りはありえないくらいに静まり返ってるし、正直少し怖くなったってのもある。 建物の老朽化具合からみて、3年はほったらかしになってる感じだったので、そりゃ子供の遊び場にもなるわなと思い直し、今日は遊んでも良し!と勝手に判断して... 続きをみる
日々の恐怖 9月22日 やりかけの物件(1) うちは競売にかけられた不動産の調査を請け負ってる会社なんだけど、こないだ、前任者が急に会社に来なくなったとかで、やりかけの物件が俺にまわってきた。 まぁ正直うちの会社は、とある筋の人から頼まれた”訳あり物件”を取り扱うよ... 続きをみる
日々の恐怖 9月21日 足音 私が以前勤めていた会社の事務所は、古い雑居ビルにありました。 そのビルでの話です。 「 ここのビル、夜遅く階段使ってると、変な時があるよ。」 と同僚のTさんは言った。 階段室にいると、上からまたは下から、誰かがやってくる足音がするという。 “ こ... 続きをみる
しづめばこ 9月20日 P396 、大峰正楓の小説書庫で再開しました。 小説“しづめばこ”は読み易いようにbook形式になっています。 下記のリンクに入ってください。 小説“しづめばこ” 大峰正楓の小説書庫です。 大峰正楓小説書庫 童話・恐怖小説・... 続きをみる
しづめばこ 9月19日 P395 、大峰正楓の小説書庫で再開しました。 小説“しづめばこ”は読み易いようにbook形式になっています。 下記のリンクに入ってください。 小説“しづめばこ” 大峰正楓の小説書庫です。 大峰正楓小説書庫 童話・恐怖小説・... 続きをみる
日々の恐怖 9月18日 電車 学生時代の話です。 私が毎朝使う電車は、全国的にもかなりの乗車率を誇る線でした。 もう人でギチギチで、駅に止まって人が乗り降りする度、痛いだの、押さないでだの、悲鳴が上がるくらいで、腕の上げ下げも出来ないくらいでした。 でも、それも慣れっこになったので、周りの... 続きをみる
日々の恐怖 9月17日 タクシー(2) 大手タクシー会社の運転手をしていた従兄弟の同僚だったKさんの話です。 ある夜遅く、Kさんは駅のタクシー乗り場でお客を待っていた。 ふと後部座席を見ると、座席の真ん中あたりに赤い紙バッグがあることに気付いた。 Kさんが車から降りて紙バッグを手に取り中身... 続きをみる
日々の恐怖 9月16日 タクシー(1) 私の母方の従兄弟はタクシーの運転手をしていたことがあった。 ある夜遅く、お客を送った後に山道を走っていた。 街灯はまばらで、他の車と行き合う事も少なかった。 その暗い道を走っていると、 “ ドスン!” と車が揺れた。 何か... 続きをみる
日々の恐怖 9月15日 買いに来た人 ある家で家人が自殺した。 ただ、まだ買って数年でローンも満載のため、家を売ってからしか引っ越せない状態だったので、居住中のまま中古物件として販売した。 うちが専任ではなかったんだけど、新しい・立地が良いこともあって問い合わせが多く、何度も人を案内したけど... 続きをみる
日々の恐怖 9月14日 大学病院 数年前、私と姉の2人で、身内の見舞いで某大学病院に行ったときのことです。 4階からエレベーターに乗ったら、中に小さな女の子が乗ってて、 「 なんかいを、ごりようですか?」 と私にたずねるので、 “ エレベーターガールごっこでも、やってるのかな?&... 続きをみる
日々の恐怖 9月13日 神隠し 日本のみならず世界の各所で起きる神隠し。 超自然的なものから人為的なものまで様々なものがあるが、基本的にネガティブなものである。 ところが、とある地方では世にも珍しいポジティブな神隠しが存在する。 それは、“病気を快癒させる神隠し”と... 続きをみる
しづめばこ 9月12日 P394 、大峰正楓の小説書庫で再開しました。 小説“しづめばこ”は読み易いようにbook形式になっています。 下記のリンクに入ってください。 小説“しづめばこ” 大峰正楓の小説書庫です。 大峰正楓小説書庫 童話・恐怖小説・... 続きをみる
日々の恐怖 9月11日 梅雨 電車のホームって、どこも人身事故で死亡者が出ているのかね。 都内の駅じゃないけど、そんなに本数が多くなくて、待ち時間が微妙に長いかなくらいの、ややローカルな駅でのこと。 梅雨の時期だった。 同僚3人と電車待ちしてたら、スーツ姿のおじさんが歩いてきた。 ちょっと... 続きをみる
日々の恐怖 9月10日 ウホッ!な人 数年前の夏、上司である課長と2泊3日で出張したときの話です。 普通に仕事して、少し遅めの食事を済ませて一泊目のホテルへ戻る。 言っときますが、課長と部屋は別々です。 特にこれと言った特色もない普通の部屋。 当たり前のビジネスホテル。 ヤな感じもないし、... 続きをみる
日々の恐怖 9月9日 公衆電話 小学生の頃、小さい団地の集会所でやってたそろばん塾に通ってた。 家から少し離れた場所だったんで、当時は携帯も無く、塾が終わったら電話ボックスまで行って迎えを呼んでた。 その日も、いつもみたいに団地内に住んでる友達と別れた後、母ちゃんを呼ぼうと10円握り締めて... 続きをみる
日々の恐怖 9月8日 靴 小学校の頃、近所にお化け屋敷って言われてる家があった。 まぁ実際は屋敷って程でもない、少し大きめかな?ってくらいの日本家屋なんだが、小学生の感覚だしな。 その日は両親共に帰宅が遅くなるのがわかってたから、一人で冒険に行ったんだ。 いくつか噂もあったが、明らかに同級... 続きをみる
日々の恐怖 9月7日 別れ道 交通事故で入院中のKさんの話です。 先日事故で意識不明、心肺停止状態で病院に運ばれたとき、気がつくと処置室で自分が心臓マッサージされているところを上から見ていたんです。 “ これが幽体離脱ってヤツだな。” と分かって、自分の体に戻ろうとし... 続きをみる
しづめばこ 9月6日 P393 、大峰正楓の小説書庫で再開しました。 小説“しづめばこ”は読み易いようにbook形式になっています。 下記のリンクに入ってください。 小説“しづめばこ” 大峰正楓の小説書庫です。 大峰正楓小説書庫 童話・恐怖小説・写... 続きをみる
日々の恐怖 9月5日 おかん うちのおかんは妙な体験をしてきたことが、今になって分かった。 それは、今回の正月帰省した時に初めて聞いた話だ。 俺が幼い頃からおかんは食べ物を口に運ぶとき、周りをキョロキョロ見渡す癖があった。 俺はそれを癖だと思っていたんだが、どうも違うらしい。 今回の帰省... 続きをみる
日々の恐怖 9月3日 検査入院 数年前、風邪をこじらせて入院することになったときのことだ。 部屋は5~6人用だったけど結構空いていて、俺とおっさんの二人だった。 その部屋に入院予定の患者も無く、おっさんの他は誰もいなかった。 おっさんは、俺と同じく今日から入院だと言った。 おっさんは検査入... 続きをみる
日々の恐怖 9月2日 水神様 小学校の時の話です。 近所に少し変わったおじさんがいて、よく夏場になるとチューペット(2つにパキッと折る棒アイス)を咥えて町内を徘徊している事から、子供達の中ではチューペットと呼ばれていた。 夏休みのある日、俺は一人で山の中にある溜め池に魚釣りに行った。 よく... 続きをみる
日々の恐怖 9月1日 音 昔、ばーちゃんから聞いた話です。 俺のばーちゃんちは九州の○○県の南部で結構な山奥です。 当時、話を聞いたばーちゃんは82歳だった。 これはばーちゃんが14歳の時の話だ。 ばーちゃんは女1人男9人の10人兄弟で育った。 ばーちゃんの1つ上の兄は不思議な死に方をし... 続きをみる
日々の恐怖 8月31日 こもる 俺は実家で一人暮らしで引きこもりをやっている。 俺が20歳前後の時に両親が相次いで亡くなり、それ以来16年になる。 怖い話は、こないだの金曜日の深夜2時くらいに起きた。 いつも通り二階の俺の部屋のベッドで携帯で記事を読んでいると、窓の外で、瓦屋根を踏むような... 続きをみる
日々の恐怖 8月30日 下心 この前、間違いメールが届いた。 件名は“この前の写真です”。 内容はどうやら何かの集まりの時に撮った写真を一緒に写ってる知り合いに送るってことだった。 ダメだとは思ったんだが、添付されてる写真を開いてみた。 何かの建物の前で2人の女性... 続きをみる
日々の恐怖 8月29日 ヨタヨタ あまり怖くもないし、もしかしたら不思議でもないかもしれませんが、先日体験した話をします。 免許を取って数年になりますが、普段ほとんど車を運転しないこともあり、未だに運転に慣れません。 たまにやむを得ず車を運転する時は、法定速度をほぼ守ってヨタヨタ走って... 続きをみる
日々の恐怖 8月28日 あと3ヶ月 俺の誕生日は母方のおじの命日だ。 そのおじは、俺が生まれる前、おじが24歳の時に大腸癌が見つかり、その時には既に手遅れだったそうで、発見から3ヶ月で死んでしまったそうだ。 だから、俺は生まれてからずっとおじの生まれ変わりだと言われ続けていた。 頭がいい人... 続きをみる
しづめばこ 8月27日 P392 、大峰正楓の小説書庫で再開しました。 小説“しづめばこ”は読み易いようにbook形式になっています。 下記のリンクに入ってください。 小説“しづめばこ” 大峰正楓の小説書庫です。 大峰正楓小説書庫 童話・恐怖小説・... 続きをみる
日々の恐怖 8月26日 古い旅館(2) Bが、 「 喉渇いたから、ジュース買うわ。」 と言って販売機の方に一人で行きました。 ジュースを取る瞬間、Bが、 「 わ”っ・・!」 みたいな声を出して尻餅をついてたので、Aと俺はBの方へ行きました。 販売機の隣にびしょ濡れの父、母、... 続きをみる
日々の恐怖 8月24日 古い旅館(1) 4年前の12月の話なんですが、田舎に住んでる俺は友人A、Bと3人で東京へ弾丸ドライブ旅行へ行くことになったんです。 運転約8時間、東京観光に男3人で回ってた訳なんですが、日帰りの予定だったんですが知らない土地なのもあって3人すごく疲れてたんです。 ... 続きをみる
日々の恐怖 8月23日 霞草と小菊 先行上映の前券買いに、近所の映画館へ行った。 たった5分、眼を離していた隙に、チャリ紛失。 あちこち探し回ったが見つからない。 “ やられた!” と思ってその足で交番へ届けてきた。 チャリ泥棒にやられたのは、大学入学以来これで2... 続きをみる
日々の恐怖 8月22日 傘(4) 家に帰って1時間ほど経ちました。 既に部屋の電気は消し、布団に入っていました。 “ ピンポン。” インターホンが鳴りました。 自宅はワンルームだったのですが、玄関が1階でドアを開けるとすぐに階段があり、部屋は2階という造りでした。 ... 続きをみる
日々の恐怖 8月21日 傘(3) 女性はベンチに座り、自分の膝に肘をついて顔を手で被っていました。 傘を持っていないのか、ずぶ濡れでした。 一瞬驚きましたが、このまま見て見ぬ振りをすることができず、 「 どうしましたか?」 と声をかけました。 しかし、返事はありません。 私はバイト先の... 続きをみる
しづめばこ 8月20日 P391 、大峰正楓の小説書庫で再開しました。 小説“しづめばこ”は読み易いようにbook形式になっています。 下記のリンクに入ってください。 小説“しづめばこ” 大峰正楓の小説書庫です。 大峰正楓小説書庫 童話・恐怖小説・... 続きをみる
日々の恐怖 8月19日 傘(2) それで、4年前の11月でした。 その日は午後から天気が崩れてしまい大雨でした。 私のその日のスケジュールは、授業とバイトです。 授業を終えた頃に雨が降り出したので、持ってきた折りたたみ傘を使い移動します。 バイトもいつも通りにこなし、夜24時に仕事を終えま... 続きをみる
日々の恐怖 8月18日 傘(1) 4年前、私が大学生の頃の話です。 当時、都内で一人暮らしをしていました。 麻雀が好きで最寄り駅近くの雀荘でバイトをしていました。 ちなみに男です。 大学もこの最寄り駅から通学しており、学校帰りにそのまま行けるので立地にも満足していました。 問題はこの最寄... 続きをみる
日々の恐怖 8月17日 零戦 大往生した母方の祖父ちゃんは、零戦乗りだった。 戦中予科上がりだけど、特乙や特丙よりも前に出たので、それなりに操縦士の中でもエリート意識はあったらしく、飛行時間をよく自慢していた。 昔、こっちから聞けば積極的に当時の話を聞かせてくれた。 その中で印象に残った話... 続きをみる
しづめばこ 8月16日 P390 、大峰正楓の小説書庫で再開しました。 小説“しづめばこ”は読み易いようにbook形式になっています。 下記のリンクに入ってください。 小説“しづめばこ” 大峰正楓の小説書庫です。 大峰正楓小説書庫 童話・恐怖小説・... 続きをみる
日々の恐怖 8月15日 サイババ たまにお金が落ちてきた。 小さい頃は姉と二人部屋だったけど、よく部屋に小銭が落ちていた。 それは、1円から10円くらい。 「 なんであんた達の部屋はよくお金が落ちてんの!大事にしなさい!」 とよく母ちゃんに怒られた。 中学の時、個室でふんばってて気が付いた... 続きをみる
日々の恐怖 8月13日 訪問者 俺の家は結構デカイ店をやってて、当時も従業員が10人くらいいた。 夏のある日、俺が店の前で遊んでたら、おっさんが話しかけてきた。 「 この家の子?」 俺が頷くと、おっさんは、 「 私はこういう者です。」 と言って名刺をくれた。 そして、 「 この家の人にはと... 続きをみる
日々の恐怖 8月11日 遭遇 会社の同僚に三十代のAさんと言うね~ちゃんがいる。 丸っこいオタク風で、短気でかなり変だ。 正直苦手だけれど、仕事で一緒に外回りすることになって、他の同僚から耳打ちされた。 Aさんが言ってることを信じるなという話だった。 同僚は、 「 死体とよく遭遇すると... 続きをみる
日々の恐怖 8月10日 俺が俺であること 体重が減った。 土方だった頃、工程の関係で数ヶ月山に篭りきりになるハメになった。 同僚から、 「 片眉剃って行け!」 だの、 「 イノシシの肉よろしく!」 だの言いたい放題言われながら現場へ行った。 その後は、 「 あれ、これって出張じゃね?社... 続きをみる
日々の恐怖 8月9日 狐か狸 数年前の冬、確か木曜日の午後6時半頃のことだった。 帰宅途中に所用があり、普段は通らない県道を走っていた。自動車通勤。 前には黒っぽいbB、その前には軽自動車が走っていた。 bBが軽を煽るように走っていた。 センターラインは白の破線なんだかから、そんなに煽るく... 続きをみる
しづめばこ 8月8日 P389 、大峰正楓の小説書庫で再開しました。 小説“しづめばこ”は読み易いようにbook形式になっています。 下記のリンクに入ってください。 小説“しづめばこ” 大峰正楓の小説書庫です。 大峰正楓小説書庫 童話・恐怖小説・写... 続きをみる
日々の恐怖 8月6日 バス停の男 Tさんが学生時代に体験した話を聞きました。 雪の積もった夜中にコンビニから帰る途中、Tさんは普段から使うバス停がある道を通った。 バスの待合所の方を見ると、窓越しに中年の男が座っているのが見えた。 椅子に座りながら前屈みになって、靴紐でも縛るような動きをし... 続きをみる
日々の恐怖 8月5日 むかえにきましたァ! 数年前の夏の話です。 その夜は友人との飲み会で、かなり帰りが遅くなった。 終電も逃し、このまま朝まで飲み明かすか~って話だったんだけど、私は次の日用事があったので帰ることにした。 私の自宅は新宿からそう遠くなく、タクシーに乗ればすぐに着くけど、... 続きをみる
日々の恐怖 8月4日 Sからの電話(4) そう思った時、口を押さえられたままの女の表情が変化した。 女は微かに眉を顰めてSを軽く睨んだ。 “ 何だ!?” と思った瞬間、急に誰かに襟首を掴まれたように、Sは体が引き倒された。 押さえつけていた両手が女の顔から離れ、勢い... 続きをみる
しづめばこ 8月3日 P388 、大峰正楓の小説書庫で再開しました。 小説“しづめばこ”は読み易いようにbook形式になっています。 下記のリンクに入ってください。 小説“しづめばこ” 大峰正楓の小説書庫です。 大峰正楓小説書庫 童話・恐怖小説・写... 続きをみる
日々の恐怖 8月2日 Sからの電話(3) Kが見えなくなると、Sは急に、Kは今どんな暮らしをしているのか気になった。 “ 今出てきた建物に住んでるんだよな。” とSはそのアパートに入ってみた。 一度も来たことのない場所なのに、SにはKの住む部屋がなんとなくわかった... 続きをみる
日々の恐怖 8月1日 Sからの電話(2) Sの言う通り目を向けると、確かに2冊の本が本棚の近くに落ちている。 Kは更に混乱した。 “ 進学後は会っていないSが、何故自分の部屋の中を知っているのか?” そう不思議に思っていると、Sは言った。 「 その落ちてる本って、○○... 続きをみる
しづめばこ 7月30日 P387 、大峰正楓の小説書庫で再開しました。 小説“しづめばこ”は読み易いようにbook形式になっています。 下記のリンクに入ってください。 小説“しづめばこ” 大峰正楓の小説書庫です。 大峰正楓小説書庫 童話・恐怖小説・... 続きをみる
日々の恐怖 7月29日 Sからの電話(1) 友人のKとSから聞いた話です。 Kが大学に進学し、アパートで一人暮らしを始めて2年目の頃です。 近々雪も降りそうな初冬の深夜、Kは部屋に電気をつけたままコンビニへ行った。 新刊雑誌を立読みし、飲み物を買って部屋に帰った途端、携帯電話が鳴り出した... 続きをみる
日々の恐怖 7月28日 芸大(2) うちの大学は、毎年学園祭でワンフロア全部使ってのお化け屋敷が恒例のイベントです。 それがまた毎年何かしら不可解な出来事が起きるので有名です。 一応作業開始前と撤収後に神主様にお祓いをしてもらってるんだけど、前回の学祭でもいろいろあったらしい。 そのうちの... 続きをみる
日々の恐怖 7月27日 芸大(1) 俺は芸術系の大学に通ってるんだが、そこで体験した話です。 夏の初めくらいの時期だったかな? 舞台学科の友人と夕飯に行く約束をしていたんだが、友人がまだ授業があるとかで俺は一人自分の学科棟で暇をつぶしていた。 六時過ぎたころ、校内放送が流れた。 「 本日... 続きをみる
日々の恐怖 7月26日 黒いソファー 高校生のとき、親元を離れ家賃2万の風呂無しアパートを借りて住んでいた。 その部屋には何故か黒いソファーが備え付けてあった。 6畳の部屋には似合わない本皮のどっしりとした大きなソファーで、大家の爺さんが言うには前の前の前くらいの住人が、 「 いらないので... 続きをみる
しづめばこ 7月25日 §27 五階 P386 、大峰正楓の小説書庫で再開しました。 小説“しづめばこ”は読み易いようにbook形式になっています。 下記のリンクに入ってください。 小説“しづめばこ” 大峰正楓の小説書庫です。 大峰正楓小... 続きをみる
日々の恐怖 7月23日 旅館(6) その後もラジオから変な声が聞こえたり、色々あって結局寝付いたのは2時過ぎでしたが、そのあたりの経験は省きます。 以下は、翌日失礼のないように、女将さんから聞いた話です。 一昨年の丁度今頃、中年の夫婦が3連泊の予定で泊まりに来たそうです。 特に不審な様... 続きをみる
日々の恐怖 7月22日 旅館(5) 誰かに恨まれるようなことはないか、旅の途中変なことはなかったか、など私たちは話し合いましたが思い当たる節はありませんでした。 女将さんに相談することも考えましたが、あまり失礼なこともできません。 自分で言うのも何ですが、私たち3人は皆比較的穏やかな性格... 続きをみる
日々の恐怖 7月21日 旅館(4) 夕食は地の山菜と川魚が主で、大変美味しかったです。 私はどうしようか迷いましたが、汗をかいていましたのでお風呂に入ることにしました。 今考えると馬鹿なヤツだと思いますが、私は信じない人でした。 脱衣室の様子から、誰もいない事がわかりました。 貸し切りだ... 続きをみる
日々の恐怖 7月20日 旅館(3) 彼らは湯を出て体を洗いはじめましたが、村田は長湯をしている男のことが気になっていたので、時折気づかれないようにチラチラと見ていたそうです。 良くは見えなかったものの、俯いていた男が突然顔を上げて、なんとなく目があったような気がしたそうです。 さりげなく目... 続きをみる