霧の狐道258
談話室の窓からは、暖かい日差しが差し込み足元を照らしている。
窓の外に眼を遣ると、遠くの山並みが見える。
背の高いマンションが山の中腹から裾まで段々と降りてきている。
“ 落ちて行ったって言ったよな・・・。”
俺は四角い窓に車椅子の車輪を転がして近付いた。
窓枠から見える風景は山並みから徐々に下がって、遠くから近くへと下界の家々が見えてくる。
“ 結構、大きな町だなァ。”
三筋ほど離れた斜めの大通りに面して、小振りの商業ビルが二列に並んでいる。
“ あの辺が町の中心かな。”
遠くに列車が左から右に移動して行く。
“ あの大通りは駅に繋がっているんだろうな。”
遠くから見ていたから分からなかったが、近付くと窓には白い汚れが付いていた。
“ ちょっと、窓開けてみようかな。”
俺は窓を開けようとした。
“ あらっ、開かないぞ!?”
窓には鍵が掛かっていたのだ。
“ 仕方ないな・・・。”
☆童話・恐怖小説・写真絵画MAINページに戻る。
大峰正楓の童話・恐怖小説・写真絵画MAINページ
窓の外に眼を遣ると、遠くの山並みが見える。
背の高いマンションが山の中腹から裾まで段々と降りてきている。
“ 落ちて行ったって言ったよな・・・。”
俺は四角い窓に車椅子の車輪を転がして近付いた。
窓枠から見える風景は山並みから徐々に下がって、遠くから近くへと下界の家々が見えてくる。
“ 結構、大きな町だなァ。”
三筋ほど離れた斜めの大通りに面して、小振りの商業ビルが二列に並んでいる。
“ あの辺が町の中心かな。”
遠くに列車が左から右に移動して行く。
“ あの大通りは駅に繋がっているんだろうな。”
遠くから見ていたから分からなかったが、近付くと窓には白い汚れが付いていた。
“ ちょっと、窓開けてみようかな。”
俺は窓を開けようとした。
“ あらっ、開かないぞ!?”
窓には鍵が掛かっていたのだ。
“ 仕方ないな・・・。”
☆童話・恐怖小説・写真絵画MAINページに戻る。
大峰正楓の童話・恐怖小説・写真絵画MAINページ